魅惑の高山種!アカアシクワガタに迫る!!
皆さんこんにちは、MUSHI-KUNです^^
今回は、高山種アカアシクワガタについて話していきたいと思います!
皆さんアカアシクワガタはご存知でしょうか?
アカアシクワガタ?そんなん聞いたことない!
って言う人も多いかと思います。
国産種の中でも、オオクワ、ヒラタ、ノコギリ、ミヤマ、コクワと比べるとマイナーなクワガタになりますね。
それもそのはず、このアカアシクワガタ、ある程度標高のある自然が豊かなや山地でないと見ることができません。
また、オオクワガタのように多くのブリードファンもいなければ知名度もないため、市場に出回ることもあまりありません。
でもこのアカアシクワガタ、私個人としてはとても美しい魅力的なクワガタだと思います!
アカアシクワガタとは?
和名:アカアシクワガタ
学名:Dorcus rubrofemoratus
分布:北海道、本州、四国、九州
体長:23〜58㎜
生態:成虫はヤナギやハンノキ、カバノキ等の樹液を餌とする。幼虫はブナ、ミズナラ等の広葉樹の朽木を餌とする。
アカアシクワガタは、あのオオクワガタと同じDorcusに属します。
確かにオオクワガタやコクワガタのように黒くて決して派手なクワガタではないですね。
ただ皆さん、このクワガタひっくり返してみて下さい。
なんと、足と腹がとても綺麗な赤色なんです!
確かに名前の通り、足が赤い!
体全体や体の一部がオレンジに近い赤色の種はいくらかいると思いますが、こんな赤色をしているクワガタは他にいないと思います。
アカアシクワガタの分布
アカアシクワガタは、南西諸島や伊豆諸島などの離島を除けば、ほぼ日本全国に生息しています。
しかし、涼しい気候を好むため、関東や関西、四国・九州などの平地や各沿岸部ではほとんど見ることができない思います。
では、アカアシクワガタはどこで見られるのでしょうか?
それは、標高1000付近のブナ帯です。
地域によりますが、主に標高800m〜1500付近で見られることが多いようで、東北など涼しい地域ではもう少し低い山でも見られるようです。
夏でも涼しい北海道では平地でも見られるようですね。
アカアシクワガタの生態
アカアシクワガタは、ブナやミズナラの林に生息しており、それらの樹液やヤナギ、ハンノキ、ダケカンバやシラカンバなどのガバノキ類の枝先をかじり樹液を吸います。
ヒメオオクワガタと共にヤナギの木に鈴鳴りになっている姿もしばしば見られるそうです。
生息域にクヌギやコナラがあればそれらの樹液にも集まるようです。
メスはブナやミズナラ、クヌギなど広葉樹の朽木に産卵し、幼虫はそれを食べて成長します。
みなさん、アカアシクワガタについて知っていただけたでしょうか?
次回はアカアシクワガタの産卵セットを組んでいきたいと思います!
興味がある方は是非!
それでは✋