サメを食す人々?!サメ食文化が存在(後編)
みなさんこんにちは、MUSHI-KUNです^^
前回から、日本のサメ食文化について紹介しています!
広島県の三次市・庄原市、青森県の外ヶ浜町三厩とそれぞれのサメ食文化を紹介してきました。
さて、お次はー?
③栃木県
主な料理:フライ、煮付け、ステーキなど
利用種:ネズミザメ、アブラツノザメ
はい!お次はなんと栃木県!海なし県が出てきてしまいましたね〜
広島県のときも確か内陸で食べられてたよなぁ
何か理由があるのかなぁ…まぁその話は置いておいて
栃木県ではサメを「モロ」や「サガンボ」と呼び、フライや煮付けとして家庭で普通に出てくる料理だそうです。
学校給食でもサメのフライが出るようで、魚の独特な臭みや骨がなくふわふわとした食感から人気のメニューとなっているようです。
栃木県では、郷土料理と言うよりは日常食としての性格が強いように思えますね。
もちろんお正月など、めでたい日いわゆる「ハレの日」にも欠かせない食材だそうです。
栃木県では一定の地域にサメを食べる文化があるというよりは県全体で食べられているようです。
まさに栃木県民のソウルフードと言える食材ですね!
栃木県では、主にネズミザメとアブラツノザメを食用としているらしく、ネズミザメを「モロ」、アブラツノザメを「サガンボ」と呼んでいるそうです。
皆さん!栃木のスーパーの鮮魚コーナーで、モロやサガンボという名前を見つけたら、それはサメです!
まぁでも、栃木県民でもモロやサガンボのことをサメと知らずに食べている人も少なくないようです🙃
栃木県民の皆さん!
自分が知らず知らずのうちにサメを食べていた!という人もいるのではないでしょうか!?笑
ちなみにサガンボは茨城県北部、モロは宮城県の気仙沼からくるものが多いようです。
終わりに
皆さん、いかがだったでしょうか?
サメを食べる人々は存在しています!
今回紹介した3地域以外にも、宮城県気仙沼市や新潟県上越市の山間部など日本各地に点在しています。
局所的ではありますが、意外にもサメを食べる地域は多いのかもしれませんね。
あと、サメ食文化が海から遠く離れた山間部に多い事にも、ちゃんと理由があるんですよ!
次回は、サメ食文化がなぜ海と接していない山間部に多いのか、その真実に迫りたいと思います!
それでは✋